ノコギリソウが咲いたよ

いつも、買い物に行く途中に覗く、今は駐車場になっているところ。

毎年ノコギリソウや、クロタネソウがたくさん咲くんだけれど、クロタネソウは少しだけ、ノコギリソウはちっとも姿を現さず、かわりに摩訶不思議ちゃんがたくさん出てきたのだ。


摩訶不思議ちゃんはサラダバーネットではないかと思うのだけれど、そちらはいまだに元気元気。

摩訶不思議ちゃんはどうなったかな~と覗いてみたら、ノコギリソウが咲いていたよ。

ノコギリソウもいろんな種類があるようだけれど、西洋ノコギリソウなのか単なるノコギリソウなのかよくわからない。とにかくノコギリソウの仲間であることは確かだけれどね。

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例のマクロレンズモドキで写してみましょうね~

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このノコギリソウの事を調べていたら、ノコギリソウのいわれの話にたどり着いたよ。

でもねえ、とっても長~い複雑な話でね、どこをどうまとめようか、悩んじゃったねえ~。

葉はのこぎりのようだけれど、花はなかなかかわいい花でしょ。大きくするとキク科だってわかるよね。葉だけみるとキク科?って思うけれど、花を見ると確かにキク科だね~~。

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この、ノコギリソウは、ギリシャ神話のトロイの戦いと関係があるのよ。

10年も続いたというトロイの戦い。
トロイの戦いでギリシャ軍の武将にアキレウス(アキレス)という、最強の武将がいて、その日、アキレスはもう99人もの武将の首をとっていたので、この日のうちに100人目の首がほしい、と思っていたところに現れたトロイの武将。

いい戦いをするものの、アキレスにはかなわず首をとられてしまう。
兜をとると中から長い美しい金髪の美しい顔があらわれ、彼女がアマゾンの女王のペンテシレイアであると一目でわかり、後悔する。

 アキレウスはペンテシレイアの墓を作りその前に彼女の剣を突き刺して、「オリンパスの神々よ、彼女に花をささげてくれ」と叫ぶと現れた花がノコギリソウだった。
 葉のぎざぎざは彼女の剣を現し、花は彼女の美しさを表しているといわれています。

 ここに登場するアキレウス(アキレス)は踵だけに弱点があるが、他は不死身の体を持っているんですって。この踵だけに弱点と言うのは、彼がまだ幼い時、彼の母親テティスによって、黄泉の国の川に浸されて不死身になったものの、その時彼女は彼の踵を持って浸したため、踵の部分だけは不死身になれなかったのだそう。

 実際、アキレウスは弱点の踵に毒矢を撃ち込まれ死亡してしまうのだけれど、これがアキレス腱のいわれだそうです。足が速いのも有名で、靴の会社にも彼の名前をとった会社があるよね~。

 この、ギリシャの物語、アキレスもその母親のテティスのことも、アキレスとペンテシレイアとの関係にも、かなりのドロドロした話があって、表現もなかなか難しいところがあるのよ。神話もいろいろ読み直してみると、神ってなんて言ったらいいのかな天使のような心を持っているように思っていたけれど、ギリシャ神話の神々は仏教で行ったら煩悩いっぱい、やってはいけないことを神の名でやりたい放題のところがあって、すごくある意味人間的というか、あまり美しい話ではなかったんだね~。
 
 なんていうか、変にオリンパスとかギリシャとか「美」とか「芸術」とかのイメージがあったので、ちょっと昨日はへこみました(>_<)日本人の「神」っていうのと違うんだね。

 やっぱり、文化が違うんだね~、と、実感したのでした…。
 アキレスとペンテシレイアの話もなんていうかね、とった首に恋するなんていうくだりがでてくるのよ。
 アキレスの母親テティスが彼を不死身にする場面では、川につけるという話だけでなくって、逆さにして火にあぶったという話もあって、なぜ彼を不死身にするのかという、理由もなんだかぞっとする話があるのよ。
 やはり日本人は基本的に穀類を食べる人種なんだななんて、ちょっとほっとしたりして。

 葉と花のアンバランスなところから生まれた話でしょうけれど、出来ればもうちょっと優しいかわいい話がよかったな~~~(>_<)

※ノコギリソウの葉がよくわからないので、葉を写真に撮ってきました。といっても、絵的にはちょっとの写真です。
ノコギリソウが倒れていて、重なり合ってしまっています。
摩訶不思議ちゃんこと、サラダバーネットもはじめはこのノコギリソウかしらと思ったぐらい、葉だけ出てきたときはよく似ています。
もっともこのノコギリソウもハーブとしても利用するそうですから、仲間と言えば仲間になるのかな~。

 ちなみに、西洋ではノコギリソウのことをアキレスとよぶそうです。


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 そしてこのノコギリソウの薬効成分はヤロウとよばれ、止血剤として利用され、ここでもアキレスが止血剤として使ったとか、この薬効成分を見つけた医師もアキレスという名前だそうで、アキレスとノコギリソウとはやはり関係があるんですね。

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この記事へのコメント

2010年07月11日 16:30
はじめまして
どてかぼちゃさんのところからオジャマしました

「ノコギリソウ」という名前を初めてききました
しかし、もしかするといつも目にしていたかも
しれません
また1つ知識が増え、自転車での通勤も
違った気分でいくことができます
それから
奥深い内容の花にまつわるお話で
ビックリです
これからも時々お邪魔させていただきます
色々なポケットの中を覗くようで楽しみ~です
どうぞ 宜しく
2010年07月11日 16:46
今晩は。
マクロレンズもどき?十分マクロレンズの写真のようですよ。ノコギリソウと言うと葉がのこぎりのようになっているのですか?身近な植物も、こうして調べてみると、いろいろ興味深いですね。
2010年07月12日 14:48
kikikibiさんへ
 こんにちわ。ご訪問とコメントありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします。
 ノコギリソウはたぶん、名前をご存じないだけで、よく、花壇などにも植えられていますので(西洋ノコギリソウ)見かけていらっしゃると思いますよ。ピンクや、赤のものもあって、赤の方が花壇には多いかもしれないです。葉は花の房に比べると小さいです。見逃してしまいそうなので、うっかり茎を持った時びっくりなんですね。一番上の写真にも少しだけ葉が写っています。
 また、懲りずにお寄りくださいね。
2010年07月12日 14:56
やまぶどうさんへ
 こんにちわ。
 そうですか、モドキがとれましたか?時々思いっきりずれずれの写真になってま~す。なかなかピントが合わないんで、誰かに見られたりするとちょっと何なんですよ(>_<)カッコよく一眼レフを構えていればいいですけどね、改造虫眼鏡ですもん!しかもビニールテープで止めたね(^_-)-☆
 のこぎりなんていうと大きい葉を想像するかもしれないですけど、一番上の写真に少しだけ写っています。またの機に葉もしっかり写してきますね。のこぎりと言うより、シダの葉を小さくして葉の長さが同じって感じかな。一枚の葉はとっても小さいんですよ。
オラケタル
2010年07月12日 16:38
慶さん仏教のこと考えていると文化が違うように感じますが、日本の神話では黄泉の国話や、スサノオのミコトいたずらなどのほかにも読みようによっては良く似た話がありますので、昔の神様はそれこそ自由奔放に活躍していたのでしょう。
カミホトケ、と言いますが、思想的には随分と違うようですね。
2010年07月12日 16:44
こんにちは、慶さん。

かわいい花ですね!
何かに似ているようで(・・ユキヤナギ?・・)
でも、違うな~。
きっと、
間隔を置いた花びらがかわいいんですね。(^_-)-☆

また、写真画面が整理されていて、
ボケ味も綺麗で、
良いじゃん!(^_-)-☆です。

ギリシャ神話の話、面白かったです。
アキレス腱とか靴のアキレスとかで、
知ってはいましたが、初めて読みました。

ロマンチックな話では無かった様ですけど、
面白かったですよ。
ありがとうございました。(*^_^*)
2010年07月13日 21:38
オラケタルさんへ
 そうですね。神仏の神と、日本にしろ西洋にしろ物語(昔話)に出てくる神々はまた違うんですね。もっとも昔話もお伽話も「実は怖い」がつくのが本当の話ですからね。でも、単純な慶はどうもそういうドロドロは苦手で…。「本当は怖いなんとかシリーズ」も本屋さんで立ち読みして、なんだか気分が悪くなっちゃいました(>_<)
2010年07月13日 21:54
mooさんへ
 こんばんわ。白い小さな花が房になって咲いてかわいいですよね。なのに名前だけ聞くと怖そうなイメージがわいちゃうかも。
 花蕊も白いからとっても清楚な感じでしょ。

 写真、いい感じに撮れてますか?よかった☆
花壇に綺麗に咲いている花ならもっと綺麗ですよ。色も様々あるしね。

 最初からノコギリソウ=このかわいい白い花だったので、あまりノコギリが頭に浮かばなかったんですよ。そうしたら、なんか奥深いというかなんというかの話がずるずる出てきて、結局ギリシャ物語の人間関係がわからなくってそこをたどって行ったら、長~いお話になってしまいました。もともとカタカナの名前がぜんぜん読めませ~んなので、頭の中が???しかも、人間(+神)関係がえらく複雑だし、こんがらかってしまいました(^_^;)
 お付き合いありがとうございました(^O^)

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